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東芝がまたリストラかもしれません。

14日に発表した2015年4月~6月期連結決算は、営業損益・最終損益ともに赤字に転落しました。不正会計で利益水増しを抜いた「実力」での赤字だけに、事態は深刻とも言えます。

昨年の9月18日に、国内外のパソコン事業の従業員を900名リストラしていますが、またリストラがあるかもしれません。

赤字に転落したのは、家電などのライフサイクル部門と、電力・社会インフラ部門といった東芝の主力部門であり、早期改善が望まれます。

不正会計で投資家の信頼を失墜させてしまっただけに、今後どのような経営方針を展開していくのでしょうか。

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14日発表の連結決算(4~6月)

会計4~6月期の連結決算で赤字に転落したのは、家電などのライフスタイル部門の営業赤字です。前年度同期のおよそ4倍の、207億円もの赤字となりました。

確かに、東芝のテレビもスマホもパソコンも、どれも良い噂を聞きませんからね。

私個人としては、4~5年前に富士通と東芝が作ったスマホの発熱Arrowsを掴まされて以来、彼らのスマホは一生買わないと心に誓ったくらいですからね(笑)
それだけ技術力に陰りが見えてきているのもまた事実。

さらには海外生産した家電ですが、円安の影響を受けてしまっているのが痛いです。

一方、電力・インフラ部門ですが、昨年大型の引き合いがあった原子力事業の海外保守点検がなくなったのが響いているようです。営業赤字は107億円。

不正会計と共に明るみになった東芝の現状とも言えます。

またリストラ?

実は不正会計を繰り返していた昨年の9月18日に、東芝はパソコン事業の社員900名をリストラしました。

これは対象従業員の2割に相当し、国内営業・開発・事務合わせて400人ほど減らすというものでした。当時は不正会計がまだ明るみになっておらず、黒字の時に不採算事業を是正する攻めのリストラと、一定の評価を得たのですが、本当はそうではなかったようですね。

「赤字は大変残念。(パソコン、白物家電で)可及的速やかに抜本的な構造改革を(行うため)多数の選択肢から検討している」

今回の赤字の件に関してですが、上記のように室町正志会長兼社長がコメントしており、これはリストラの可能性を示唆しているということでもあります。

Yahoo!ニュースでも東芝はリストラ不可避と出ていますし、かなりマズい状況なのは間違いありません。

論理と感情

地球儀考察ここからは私個人の考察です。

不正会計に至った東芝ですが、元々「感情」面の強い会社だったのだと思います。

ビジネスで成果を上げるためには「感情」×「論理」が最大化されなければなりません。

しかし、東芝はどちらかというと「感情」の強いどこかのんびりした会社だったのだと思います。そこに、経営について真剣な社長などの幹部が「利益追求」を言い出したということになります。まあそれは時代の流れでしょうね。

数字を追うのは経営者および会社として間違ったことではありません。

しかし、いきなりトップダウンでの「利益追求」の方向に舵を取ってしまったため、社員が付いてこれずに社内が悪い方向へと傾いていってしまったんだと思います。

というのも、社会人になってみんながみんな「バリバリ働きたい!」「自分の力で利益を生み出したい」などと考えるワケでもなく、なんとなく仕事してなんとなく帰れればいいやと思う人もいるのです。(私はそういう考えが嫌いですが(笑))

そういう人たちに、「利益追求」をいきなり命じても厳しいですよね。しかもトップダウンっぷりが半端なかったのだと聞いています。そうして会社はねじれていったのでしょう。

今後、東芝はどのような対策を講じるのか注目していきたいですね。

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